ぼくの両親は結婚していない – 親が事実婚だと子どもはどうなるのか –

 

こんにちは、かりーむです。

さていきなりですが、みなさんの両親は結婚していますか?

 

 

実はぼくの両親は結婚しておらず、いわゆる事実婚というスタイルをとっています。

ぼくの知り合いや友だちの一部は、ぼくが苗字を2つ持っていることを知っていますが、その理由は両親が事実婚であって夫婦別姓のままだからなんです。

今現在ぼくが公式の場で使っているのは、母方の苗字。

でも最近は父方の苗字も便宜的に使うようになりました。

 

世間的にはまだまだ特殊な家族タイプなので、事実婚の両親のもとで子供はどういう環境に置かれるのか、あまり知られていません。

そこで今回は、この度両親から自立したことを機に「事実婚の家庭」で育った子どもはどうなるのか、お話ししていきます。

結論を先に言うと、ぼくはまったく苦労することがありませんでした。

 

父親と法的親子関係にない

法的に結婚している家庭との決定的なちがいは、「事実婚夫婦から子供が生まれても、父親とは法律上の親子関係にない」こと。

 

事実婚夫婦の間に生まれた子どもは、自動的に

■ 母親側の戸籍に入る

■ 母親の苗字になる

■ 親権があるのは母親だけ

 

という状況にまずはなります。

父親は認知手続きをしないと、生まれた子どもに対して親権を認めてもらえず、親子関係はないと見なされます

 

ぼくの父は認知手続きをしたので、法的にもちゃんとした親子関係になっていますが、父親が認知しない限りは親子関係にはないのです。

父親がすぐに認知手続きをすれば何も問題ありませんが、しないままの親子関係にあると、あとあと厄介なことになるので注意が必要です。

親族からの理解

事実婚夫婦の大きな悩みとなっているのが、分たちの家族や親戚たちからの理解を得るのが難しいということだそうです。

 

我が家の場合は、特に大きな反対をされることもなかったそうですが、実際には強い反対を受けてやむなく籍を入れる夫婦も少なくないとのこと。

事実婚に対して理解のある親族や身内がいればいいけど、そう簡単にいかないのが現実でしょう。

相続権がない

万が一不慮の死により、父親の財産を相続することになった場合、父親が認知していない子どもには相続権がありません

父親本人が認知していない子どもに自分の遺産を相続させる場合は、遺言や遺書が必要になります。

 

ぼくは父親に認知されているので、問題なく相続権がありますが、そうじゃないと相続権を巡って余計なトラブルを招く危険性があります。

これはその家庭内だけでなく、身内全体に関わってくる問題に発展しうるので、事実婚夫妻はその辺りの意思表示を明確にすべきです。

事実婚夫婦の子供として生活して20年

事実婚夫婦のもとに生まれた子どもは、こうした苦労に直面すると言われています。

■ 父親と苗字がちがうため学校でいじめられる

■ 親族たちの理解を得られない

■ 学校入学のときに手間がかかる

■ 就職で苦労する

■ その他私生活に支障が出る

 

しかし、ぼくにはこれらはまったく当てはまりませんでした。

両親は事実婚ですが何一つ不自由はなく、事実婚家庭であることで苦労したことはありません

 

それはぼくの両親がきちんとした人であったお陰かもしれませんが、事実婚はこのご時世珍しいことではなくなりつつあります。

そういう家庭で育ったからこそ、ぼくは社会的マイノリティに対して偏見を持たない人間に成長することができたのかもしれません。

 

むかし両親に、

かりーむ
かりーむ
なんで二人は結婚せんの?

って聞いたら、

わたしらは入籍して法的義務に縛られるのがイヤだったからさ。窮屈だろ?

と言われました。

我が両親ながらさすがです…笑

そういうサバサバした考え方は、親子そろって似ているんだな〜。

 

そういうバックグラウンドがあるため、ぼくは普段から二つの苗字を便宜的に使い分けているのでした!

したがって事実婚だから子供が苦労するのではなく、事実婚を選んだ以上やっておかなければいけないことをおざなりにしている家庭だと苦労することが分かりますよね。

全国の事実婚のお父さんお母さん達へ。

どんな生き方をするかは本人たちの自由ですが、最低限子供には余計な苦労をかけないようにしてあげてくださいね。

 

それではまた。