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【紅白ファンによる】第70回(2019年)NHK紅白歌合戦のMVP歌手・歌手別視聴率を振り返る

2020年1月1日

 

昨日放送された「第70回NHK紅白歌合戦」令和初の紅白ということもあり、新時代の始まりを予感させるようなシーンが随所に見られました。

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今回の紅白もオープニングからエンディングまで全部見ましたが、コアな紅白ファンとしては今年もたくさん楽しませてもらえました!

一方で「あれ…」と疑問符がつく点も合ったので、そうしたところも含めて今回は「第70回NHK紅白歌合戦」を振り返って分析していきたいと思います。

My MVP出場歌手

まずは毎年恒例?の個人的MVP歌手トップ5を選びました。

みなさん素晴らしかったですが、特に個人的に印象深かった歌手を選んでいます。

MISIA

 - レインボーフラッグで紅白に革新を起こした - 

今回初めて紅白歌合戦のトリを担当したMISIAさん。

「アイノカタチ/into the light/Everything」の3曲メドレーを披露し、圧倒的な歌唱力に会場は拍手喝采・万雷の拍手に包まれていました。

とくに他の出場歌手たちが傍らでレインボーフラッグを持って、MISIAさんのステージを一体となって盛り上げていたシーンはかなり印象的でした。

バックコーラスにミッツ・マングローブさん(星屑スキャット)がいたことがSNSでも少し話題になってましたね!
かりーむ
かりーむ

レインボーフラッグはLGBTQの尊厳や社会運動を象徴する旗で、最近は世間一般的にも多く認知されつつあります。

日本で一番視聴率が高い番組のラストに日本トップクラスの歌唱力を持つ歌手が、「人間の多様性」に関するメッセージを投げかけたことは大きな意義があったと言えます。

 

まさに令和の時代が新たな時代の始まりを予感させるような、トリにふさわしい圧巻のステージでした。

竹内まりや

 - 人々に根付く歌 - 

今回披露した「いのちの歌」は卒業ソングとして全国の学校で歌われています。

実はぼくも小学校の卒業式で「いのちの歌」を歌いました。

 

写真という形で山下達郎さんとの夫婦共演もあり、演出面でも素晴らしいステージでした。

ビートたけし

 - 情感たっぷりの歌に人々の感動を誘った - 

普段のたけしさんからは想像つかない?くらい哀愁漂う歌声と姿に、感動した人も多いのではないでしょうか。

今では世界に名の通った映画監督でもあるたけしさんが、「浅草キッド」を歌っている時は「浅草のたけ坊」に戻るような、そんな情感溢れるステキなステージでした。

 

氷川きよし

 - 生き生きとした新たな氷川きよし像が共感を呼んだ - 

「大丈夫/限界突破×サバイバー」の2曲メドレーを披露。

これまでとは一線を画した「新しい氷川きよし」の熱いステージが印象的でした。

「新しい」というよりも「ありのまま」って言った方がいいかもしれないですね!
かりーむ
かりーむ

「自分らしく生きる」という姿勢は多くの共感を呼び、今後の氷川さんの動向にもさらに注目していきたいところです。

Superfly

 - これぞ正統派という安定感抜群の美しい歌声を響かせた - 

歌い始めのアカペラアレンジから、透き通った歌声に一気に惹きこまれました。

MISIAさん同様に、歌唱力抜群の正統派ボーカリストという印象を持ちました!

朝ドラ主題歌である「フレア」は毎朝多くの人が耳にしている曲なだけに、生歌披露は何かとハードルが上がりがちになります。

しかし朝聴くあの歌と全く遜色ない歌声に感動した人も多いのではないでしょうか。

視聴率

つい先ほど先日の紅白歌合戦2019の視聴率が発表されました。

平均視聴率

第一部:34.7%(関東)、31.9%(関西)

第二部:37.3%(関東)、36.2%(関西)

 

結果はかなり厳しいものに…。

2015年の39.2%を下回り、歴代ワースト視聴率を更新してしまいました。

 

視聴率低迷の要因

なぜ今回の紅白歌合戦は、過去最低視聴率を更新してしまったのか。

個人的な見解ですが、

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  1. 国民的ヒット曲を出すことの限界
  2. 若い世代を中心としたテレビ離れ
  3. もはや歌合戦ではなくなっている
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これらが挙げられるのではないでしょうか。

 

これだけ音楽の幅や趣向が多様化した現代に、「国民だれもが知る楽曲」を生み出すことはもはや至難の業です。

さらに若者はネットでもテレビが見られるし、なんなら一人暮らしの若者でテレビを置いていないと言う人も珍しくありません。

その上最近の紅白歌合戦は「お遊戯会」のようなノリのステージや茶番が多く(特に第一部)、思わず目を覆いたくなるようなスベりっぷりを見せることも少なくありません。

例年第二部はけっこう質が高いんだけどなあ…
かりーむ
かりーむ

こうした変化はある意味時代の流れというか、必然的な変化なのかもしれませんが…。

今後紅白がかつてのように50~60%越えの視聴率を叩き出すことは、今のままでは不可能だと思います。

時代が令和に代わり、日本の大晦日を飾ってきた紅白も大きな分岐点に置かれていると言えるでしょう。

 

 

最近の紅白に対する美川憲一さんと水前寺清子さんのトークが、的を射た意見の宝庫だったので、ぜひ読んでみてください。

令和の幕開けを象徴するもの

AIの新時代

AI技術で精巧に再現された美空ひばりさんのステージは、多くの人々に衝撃を与えました。

故人を最新技術で蘇らせることが現実のものになったこと、それは令和がAIの時代になることを示すことに他なりません。

 

平成がSNSやインターネットなどのソーシャルメディアの時代だったとすれば、令和はAI(人工知能)の時代です。

故人をAIで蘇らせることは倫理的な価値観の衝突も生みそうですが、今回紅白でAIが披露されたことは、未来志向な議論を生んだ良いきっかけだと思います。

「死人に口無し」と言うように、これからAI技術のあり方も問われてくるでしょう。

 

LGBTQの新時代

トリを飾ったMISIAさんのレインボーパフォーマンスは、「人間の多様性」を訴えかけるメッセージ性のある素晴らしいステージでした。

これまでも紅白には、いわゆるオネエタレントと言われている方達がパフォーマーとして登場したことはあります。

[memo title="MEMO"]美川憲一さんのステージパフォーマーとしてIKKOさんやはるな愛さん、香西かおりさんのステージにはKABA.ちゃんやクリス松村さんなど。[/memo]

また美輪明宏さんのように歌手として出場された人もおり、平成になってからLGBTQは少しずつ受け入れられてきています。

しかし今回のMISIAさんのステージのように、LGBTQを全面に出したメッセージ性の強いパフォーマンスは紅白史上初のことで、大変画期的でした。

もっとLGBTQに寛容な社会、そしてそれを特別なことではなく、金子みすゞの詩にもあるように「みんな違ってみんな良い」という価値観が当たり前の社会になると良いと、心から願っています!

総評

当初は見どころに欠ける紅白だと言われていましたが、個人的には満足できる回でした。

MISIAさんやSuperflyはじめ、竹内まりやさんやOfficial髭男dism、RADWIMPSなどの圧巻の歌も聴けたし、たけしさんやユーミンなどの情念を感じるような魂のこもったステージも感動しました。

何よりこれからの新時代へ投げかけるメッセージ性の強い、これまでになかった紅白歌合戦だったと思います。

 

しかしだからこそ前半と後半で演出やパフォーマンスのクオリティがあまりにも違うのは、ここ数年見ていて少し残念に思う点でもあります。

特に前半はお遊戯会みたいなノリの茶番が多く、

あれ、これって紅白でまちがいないよね??
かりーむ
かりーむ

と錯覚してしまうくらいでした。

NHKはCMが挟めないので、いかに間をつないで次の歌手の準備をするのかは大きな課題だと思いますが、「紅白のお笑いはいつも事故る」という定説は今回も覆されることはなかったようです…。

 

 

 

今年はいよいよ「2020東京オリンピック」が開催されます。

今年末の「第71回NHK紅白歌合戦」は、オリンピックカラーを全面に出した演出やキャスティングがされることはまちがいありません。

東京オリンピックのNHKテーマソング「カイト」は嵐と米津玄師さんによるコラボ楽曲です。

なのでおそらく、というかほぼ確実に「第71回NHK紅白歌合戦」の大トリは嵐で確定路線でしょう。

オリンピックイヤーとなる今年をどう締めくくるのか、年明けたばかりですが今から楽しみです!

 

 

それではまた。

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