【イラン旅行】シーア派の一大聖地・マシュハドの歩き方

本記事の内容

・マシュハドの基本情報

・おすすめスポットと街歩きのコツ

・マシュハドを旅行する上での注意点やポイント

今回はイランにインターンで長期駐在していた学生の立場から、マシュハドを初めて訪れる人に向けた解説をしていきます。

各都市ごとの詳しい解説は以下をご覧ください。

マシュハド:基本情報

マシュハドってどんな街?

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イスラム教シーア派で最も崇高な聖地とされる都市です!

世界中からシーア派の信者が礼拝で訪れる一大都市のため、インバウンド向けの整備が比較的行き届いている地域です。

トルクメニスタンを旅していたバックパッカーが、イラン入りして一番最初に訪れる街でもありますね!

 

マシュハドまでの行き方は?

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高速バスか飛行機が一般的です!

 

マシュハドに限らずイランの主要都市はインフラが整っているので、大きな都市間の移動であれば夜行バスがおすすめです。

長距離バスターミナル

東京でいえばバスタ新宿的な存在。

ぼくは隣国のトルクメニスタンから陸路で国境越えをしてマシュハド入りしましたが、テヘランやヤズドからマシュハド行きのバスや飛行機、電車があります

 

マシュハドから他の都市へ行きたい

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テヘランやヤズド・イスファハーンまで夜行バスや飛行機、列車でアクセスできます!

長距離高速バスでの移動がベターなので、なるべく予算を抑えたい人は夜行バスをおすすめします。

夜行バス

高速バスの運行会社は10社近くあり、いずれも16~22時に出発する便がほとんどで毎日運行

MEMO
イスラム圏では金曜は休日ですが、バスは休まず運行しています。

バス会社によって値段は少しちがいますが、基本的には「スタンダードクラス」と「VIPクラス」の2種類があります。

ぼくが乗ったのはスタンダードクラスですが、座席間隔が広くてきちんとしたリクライニングシートなので、クオリティとしては日本とほとんど変わりません。

インドとかでワイルドな夜行バスに乗った経験がある人からしたら、むしろスタンダードでもVIPのようなもの?

 

街歩きの仕方は?

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観光客に便利なのはメトロとBRTです!

マシュハドにはメトロやBRTの他に市内バスもあるので、市内インフラは充実しています。

一方で市内バスは少し複雑で、土地勘のない観光客には使いにくい部分があります。

ほとんどの見どころはメトロとBRTで移動できるので、複雑な市内バスをわざわざ使う必要はないでしょう。

BRT

街の主要な場所と長距離バスターミナルなどをつないでいる便利な交通手段。

運行本数が多いので、待ち時間が短くて済むのもうれしいところ。

ICカードもあり、メトロ・BRT・市内バスの全てで使える優れものです。

注意
このICカードはマシュハド限定なので、テヘランのメトロやBRTでは使えません。

BRTの乗車代はICカードで乗ると、1回2,000リアル(5円)という衝撃の安さ・

 

メトロ

引用:http://www.urbanrail.net/as/ir/mash/mashhad.htm

現在3つのメトロラインが巡っていて、2号線は拡張工事の真っ最中。

観光客が一番使う駅は1号線と3号線が通っている「Basji駅」と、その隣の「Imam Khomeini駅」です。

「Imam Khomeini駅」がハラメ=モハッタル広場の最寄駅なので、メトロを使って行く人は覚えておきましょう!

「Basji駅」はBRT駅も隣接している中心駅。

 

治安は大丈夫?

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基本的なことに気をつけていれば安心して楽しめます!

マシュハドはイラン北東部最大の人口圏ですが、大都市らしい喧騒に包まれる一方で治安はとても良いです。

観光客の行動範囲は基本的に、ハラメ=モハッタル広場を中心として徒歩圏内です。

ハラメ=モハッタル広場は世界中からシーア派信者が集まる聖地なので、インバウンド整備が行き届いているのも、安心できるポイントですね。

注意
2020年1月現在、イラン情勢は極めて流動的かつ不安定な状況。

一連の事件を受けて、対米関係の悪化による突発的な騒動や事件に巻き込まれる可能性もあるため、渡航には慎重な判断が必要です。

マシュハド:おすすめスポット

ハラメ=モハッタル広場

マシュハド最大にして唯一の見どころ。

敷地内にはイマーム=レザーの聖墓やクルアーン博物館、ラサヴィー神学校など様々な施設があり、かなり広いです。

いつ行っても礼拝に来た信者や観光客で溢れかえっています。

一応順路案内の看板があるんですが、全く機能していません!

ここはたまたま迷い込んだ、聖墓地下の礼拝スペース。

地上の喧騒がウソのような静寂に包まれていて、信者の人たちがコーランを詠みあげる声だけが粛々と聞こえてくるのが、なんとも心地いい空間です。

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礼拝こそしないけど、ぼくも紛れ込んで休憩させてもらいました笑

この美しい景観、何としても守り続けていきたいものですね!

ハラメ=モハッタル広場に入る時の諸注意

ハラメ=モハッタル広場は24時間解放されているのですが、異教徒は7時から19時の間に入場しなければいけないなどの注意点が数多くあるので、以下にまとめます。

  1. 女性は必ずチャドルを着用し、顔以外の素肌や髪を全て覆い隠すこと
  2. 男性でも半袖はNG、特に短パンは絶対に避けること
  3. 所持品は全て入場前に、荷物預かりカウンターに預けること
  4. 男女別にセキュリティチェックを受ける
  5. 原則として異教徒はガイド同伴でないと入場できない
  6. 異教徒は7:00-19:00の間に入場しなければいけない

けっこう色々あるでしょう?

一つ一つ解説していきます。

①女性のチャドル着用

チャドルって何ですか?
たしかにあまり聞き馴染みのない言葉ですよね。

チャドルというのはムスリムの女性が髪の毛や素肌を隠すために着る衣装の一つです。

いわゆる「ザ・イスラム」というファッションですね(写真の服は正確にはアバヤという別物ですが…)

異教徒の女性が入る際はここまで顔を覆う必要はないものの、髪の毛や顔以外の素肌を見せるのは絶対NGです。

少しでも髪の毛が出ていたりすると、注意されることもあるので、そこはイスラムの教えに準じましょう。

ちなみに色は黒がベストですが、最悪覆ってさえいればデザインは何でも大丈夫です。

 

②男性の服装

女性ほど厳しくはないものの、男性もなるべく素肌は出さないようにしてください。

特に短パンだけは絶対にやめましょう

Tシャツも本当は良くないんですが、ぼくが行った時はTシャツ姿の人もチラホラいたので、そこは許容されているのかもしれません。

ちなみに短パンの人は一人も見かけませんでした。

おそらく短パンだと、入場前のボディチェックで止められるんだと思います。

 

③所持品の持ち込みは禁止

広場内に一切の荷物は持ち込めません。

したがって一眼カメラも持ち込めません。

入場前に広場入口のすぐそばにある「荷物預かりカウンター」に預けましょう。

預けて大丈夫なのか心配になるかもしれませんが、そこは大丈夫。

荷物は全てタグ管理された上で保管されるので、外から盗まれるようなことはありません。

なお携帯電話や財布などポケットに入るくらいの物なら持ち込みOKです。

預けると自分の荷物番号が書き込まれたチケットを渡されるので、帰る時はこのチケットと引き換えに荷物を受け取りましょう。

なので絶対無くさないように!!

 

④入場前にボディチェック

ボディチェックは金属探知機を通るだけの簡単なものでした。

みんな手ぶらで入るので、どちらかという身だしなみで引っかかる人がいる程度だと思います。

 

⑤入場の際のガイド同伴について

これが一番厄介なのですが、異教徒は原則としてガイド同伴じゃないと入場できません。

でもそうなると問題なのは、

どうやってガイド手配したらええねん
ということ。

結論から言うと、その辺にいる人にガイド役を頼んで一緒に入場してもらえば大丈夫です笑(あんま大声で言えないけど)

もっと言うと、ぶっちゃけガイドなしでも入場できてしまいます

それはなぜかと言うと、「イスラム教徒だと見なされているから」なんです。

入場する際にボディーチェックこそありますが、イスラム教徒かどうかの確認はありません。

つまり向こうからすると、外国人ムスリムとただの観光客の区別がつかないのです。

なので一応名目上はガイド同伴のルールがあるけど、ガイドなしでも入れてしまうため「原則は」という書き方をしました。

 

MEMO
一応正式な方法は、ラザヴィー国際関係局で登録してガイドを手配してもらうことになります。

 

⑥異教徒の入場可能時間

広場そのものは24時間解放されていますが、異教徒は「7:00-19:00」の間に入場するように決められています

夜の礼拝時間を踏まえてのことだと思いますが、実は19時を過ぎても入れてしまうことがあります

それはさっき言ったように、「イスラム教徒だと見なされているから」です。

 

こうなってくるとイスラム教徒と異教徒の住み分けがもはや必要なのか怪しくなってきますね…笑

 

 

色々と決まりは多いですがシーア派最大の聖地でありながらも、異教徒が入れるというのはかなり寛容なので、ぜひイスラムの文化を肌で感じてきてください!

マシュハド:ホテル

おすすめのホテルやゲストハウスを紹介します。

ロイヤル・ダルヴィーシ

マシュハド随一の最高級ホテル。

サービスは超一流で、スタッフはもちろん英語が堪能です。

別途お金を払うと高速回線の無線LANが利用できますが、Wi-Fiは非常に快適に使えるので、基本的に課金しなくても不自由しません。

1階に併設されたカフェは宿泊者以外でも利用でき、かつ高速Wi-Fiを使わせてもらえるので、どうしてもWi-Fiに困っているという人は覚えておくといいでしょう。

 

バリーズ・ゲストハウス

1泊10ドルで泊まれる、バックパッカー御用達の老舗ゲストハウス。

オーナーのバリー爺さんは、とても陽気で親切な人。

なんと彼、日本語もなかなかしっかり話せるので、最初出会った時は驚きました。

なかなか落ち着いた雰囲気の優良物件。

メトロ駅やBRT駅まで徒歩3分と、アクセスは抜群です。

迷ったらここ!都市別・イランでおすすめのゲストハウス

 

 

以上、今回はイラン最大のシーア派の聖地・マシュハドについて解説しました。

イランに来たときはぜひ訪れてみてください!

 

それではまた。

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